帝国ホテル大阪は、2021年10月に新たにインペリアルフロア・スイートルーム宿泊者限定のインペリアルフロアラウンジ(エグゼクティブラウンジ)をオープンしました。
場所はホテルの23階部分。もともとレインボーラウンジというバーがあった場所を閉鎖し、新たにラウンジとしてオープンさせたみたいです。
帝国ホテルは東京・大阪ともに、俗にいうクラブラウンジ、エグゼクティブラウンジというものはありませんでした。外資系ホテルでは、ラウンジ付きは当たり前で、ラウンジ目当てでホテル泊まる人もいるぐらいラウンジの重要性は高いです。
なので、帝国ホテルでもラウンジができたことはいい流れだと思います。是非、帝国ホテル東京も、改装後にラウンジを設置してほしいですね。
今回は、帝国ホテル大阪のインペリアルフロア ラウンジ、エグゼクティブラウンジに行ってきたので紹介していきます。
帝国ホテル大阪のインペリアルフロアに泊まってきました!
今回は、10月に新たにラウンジをオープンさせるとのことで、それを利用するためだけに大阪へ行くことに(笑)
予約は最初じゃらんからしていたのですが、値段があまり変わらないため、公式サイトから予約することにしました。
利用したプランはこちら。
■インペリアルクラブ会員限定■【ラウンジオープン記念】
スイート・インペリアルフロア満喫ステイプラン スーペリア[朝食付き]
部屋タイプ名:【インペリアルフロア】スーペリア ダブル(30平米)◇禁煙◇
料金:1名1泊で31,300円+宿泊税
専用ラウンジオープンを記念して、10月限定の特別料金だそうです。1日10室限定で、プラン特典として、
・「インペリアルフロア ラウンジ」利用
・ランドリー10%割引
・地下駐車場無料(1泊1室につき1台) ※通常2,000円。
・会議室(1階)利用無料(1泊につき2時間) ※インペリアルクラブ会員限定。
もついています。
朝食は、2Fカジュアルレストラン「カフェ クベール」またはルームサービスとのことですが、伺ったときはコロナの影響で、平日は完全にルームサービスのみの提供でした。
ラウンジ好きとしては行くしかない!ちょうどトクたびマイルで往復6,000マイルで行けたのでラッキーでした!
帝国ホテル大阪の場所と行き方
場所はこちら。
大阪駅からホテルの無料シャトルバスを利用するか、大阪環状線の桜ノ宮駅、西出口より徒歩約5分のところにあります。
大阪駅から離れ、川沿いののんびりとしたところにあるので、静かで過ごしやすい場所です。
シャトルバスは大阪駅近く、エキマルシェ大阪の高架下のところから発着しています。
帝国ホテルとウェスティン大阪のバスが出ています。奥にはリーガロイヤルも出ていますよ。
2021年の10月では、緊急事態宣言は明けたものの、平日のシャトルバスの間隔は40分です。土日は20分間隔で出ているようです。
大阪駅からホテルまでは約15分。電車で行くよりもこのシャトルバス使った方が楽です!
目印はこの赤いバス。ちなみに平日利用の人は、帰りは整理券が必要なのでホテルのスタッフまで声をかけて券をもらう必要があるのでご注意を!
帝国ホテル大阪のロビー・施設
フロントはホテルの2階部分です。こちらはフロントエリアにあるお花。
ちなみに、帝国ホテル大阪には、ホテルプラザのほかに、OAPというビルも併設されています。
コンビニやマクドナルド、薬局などが入っているので便利です!
帝国ホテル大阪の客室(インペリアルフロア、スーペリアダブル)
それではまず、インペリアルフロアのスーペリアルームを紹介します。
インペリアル会員なので、通常は14時チェックイン、12時チェックアウトですが、13時チェックイン、15時チェックアウトが利用できます。
インペリアルクラブについては、こちらをご覧ください。
13時にチェックインをし、いざ部屋へ。部屋まで案内してくれるスタッフはちょうど不在だったらしく、断って一人で向かいます。
インペリアルフロアは、エレベーターを利用する際はカードキーをかざす必要があります。今回は19階でした。
フロアのアテンドさんは、結局滞在中は一度も見ることはありませんでした。
ちなみにインペリアルフロアでも、ラウンジが出来たためか、ウェルカムドリンクとかのサービスは特にありませんでした。東京はありますよね。
こちらがインペリアルフロアのスーペリアのお部屋。
申し訳ないのですが、第一声は「狭っ・・・」でした(汗)
前に帝国ホテル大阪で、レギュラーフロアのスヌーピールームに泊まったのですが、そこよりも狭いですね。
よくよく考えると、インペリアルのスーペリアは30平米〜38平米、レギュラーのスーペリアが40平米、レギュラースタンダードが30平米〜38平米ですからね。
アメニティや寝具に差はあるとはいっても、インペリアルの感動は吹っ飛びました(笑)狭すぎる・・・。これはラウンジついてなかったら、インペリアルのスーペリアに泊まる意味がないですね。
とはいえ、コンパクトに美しくまとまっていて、帝国ホテルらしさは出ています。
窓側にはソファーとテーブル。眺めは川側ではなく街側でした。
そして、エレベーター出てすぐのお部屋だったので、右側の景色がすごく悪いです。あと、非常通路があるのか、誰か人がきそうで落ち着かなかったです。
正直、インペリアルクラブ会員&公式サイトから予約&誕生日月(笑)なのだから、もう少しマシな部屋にアサインされたかったのが本音です。
全然宿泊客もいなく、空いていると思われるのですが・・・。まあこれに関しては仕方ないです。
デスクと何故か英字プリントのチェア!ホテルの案内や、タブレットでも部屋の案内を読むことができます。
テレビの台は可動式。
寝巻きは、浴衣とパジャマ2種類ありました。
コップとワイングラス。
コロナの影響で、ミニバーは希望制です。
コーヒーマシンと湯沸ポット、お水は2本。
パックはお茶と梅昆布茶の2種類でした。
コーヒーマシンに、コーヒー2種類、紅茶が1種類あります。ですが、帝国ホテルの紅茶が好きだったので、ティーパックがなかったのはちょっとショックです。
ティーカップは下の引き出しに入っていました。ちなみに冷蔵庫は空っぽです。
クローゼット内。上にバスローブがあります。
ランドリーの案内や靴磨き、使い捨てのスリッパなどなど。
お次にバスルームです。インペリアルフロアでは、なぜかバスルームに生花が置いてあるんですよね。
アメニティ類です。事前に、コンタクトとバスジェルなどをリクエストしておいたので、用意されていました。
シャンプーはミキモトです。男性用のヘアトニックもなぜか置いてありました。
このあたりのアメニティはいつも通り。歯ブラシやヘアブラシ、綿棒や剃刀などなど。
一番ショックだったのはこちら。バスルームが仕切られていない!スタンダードフロアのスーペリアは仕切られているのに・・・。
え?ここワンランク上のインペリアルフロアだよね?と思い、公式HPの部屋の間取りを見てたしかに仕切られていないなと気づく(笑)
がっかり・・・リピートはないな。
部屋が寂しいので、お花を移動。紅茶を飲みながらのんびり。
15時前には夕刊が2紙届いていました。
こちらはターンダウン後の様子。ベッドカバーなどが外され、床にクロス。そして音楽がBGMに変わっていました。
帝国ホテル大阪の特徴は、ターンダウンにチョコレートのサービスがあること。4枚入っていました。
よくよく見ると、使ったアメニティやティーパックなどもきちんと補充されていました。
朝食のルームサービス
さて、朝食のルームサービスを紹介します。
まずこちらは、通常のルームサービスのメニューです。コロナ禍でメニューは厳選されていると思いますが、現在はこのような感じでした。
こちらが朝食。洋食しか選べないようですね。当日の朝でおっけーなので、電話して頼みます。
卵料理はオムレツ、付け合わせはベーコン、パンはクロワッサンにしました。ジュースはオレンジ、そして紅茶です。
ホテルの朝食で卵料理といえば、ついついオムレツを頼みがち。付け合わせはソーセージではなく、珍しくベーコンにしてみました。
ふわふわのトロトロでとても美味しいです。
ちょうどいい量かもしれませんが、ちょっと物足りないかもですね。
15時チェックアウトにしているので、ベッドでゴロゴロ。朝刊も2紙きているので、新聞読んだりニュースを見たり、のんびりとした時間を過ごせました。
ラウンジは朝は11時からオープンしているので、少しドリンクを飲みにラウンジ行くのもいいかもしれませんね。
インペリアルフロア ラウンジ
それでは、みなさんが気になるインペリアルフロア・スイート宿泊者限定のインペリアルフロアラウンジ(エグゼクティブラウンジ)を紹介します!
インペリアルフロア・スイートのルームキーはこの茶色が目印。このルームキーをスタッフの方に見せます。
ラウンジの営業時間やプレートサービスの案内はチェックイン時に説明があります。
営業時間:11:00~21:00(プレートメニューのラストオーダーは20:30)
<セルフサービス>(提供時間:11:00~21:00)
・スナック各種
・ドリンクバー
(スパークリングワイン、赤ワイン、白ワイン、生ビール、缶ビール、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク等)
<プレートサービス>
アフタヌーン プレート(提供時間:15:00~17:30)
・桜あんブレッド ※1
・ズワイ蟹のタルトレット キャビア添え
・帆立貝柱とトリュフのミルフィーユ
・ローストビーフサンドイッチ
イブニング プレート(提供時間:18:00~20:30)
・クラナカン ※2
・ズワイ蟹のミモザ風とキャビア
・帆立貝柱とトリュフのミルフィーユ
・フォアグラのタルトレット
ミックスサンドイッチ(提供時間:18:00~20:30)
まずは23階へ。レストランが並ぶフロアの一角にあります。
ありました、こちらがラウンジのようです。
アフタヌーンティーで伺った際は、こちらの席を利用しました。ちょうどいい眺めの席です!
ラウンジ内は、左右に分かれており、真ん中にカウンターと提供テーブルがあります。
横に長いフロアですね。席数はけっこうあります。
提供台を見ていきましょう。ソフトドリンク・アルコール・スナックはセルフサービスになっているので、自由に取りに行くスタイルです。
まずはチーズ。
ペリエやお茶、ミネラルウォーター、ジンジャーエルにコーラ、トマトジュースにみっくちゅじゅーちゅがありました。
こちらはスパークリングワインと白ワイン。
オレンジジュースなどのジュース類やアイスティーなど。ビールは缶が置いてありますが、サーバータイプもあるのでそちらもおすすめ。
ワイングラス、シャンパングラス、そして赤ワインはここにあります。
隣はスナックスペース。たくさんの種類が用意されていました。
フィナンシェやあられ、雷おこしなどなど。帝国ホテルの売店で売っているものもありますよ。
ドライフルーツにナッツ、パイン飴。
帝国ホテルのチョコレート。これはターンダウンにももらったやつと同じですね。
あとはクッキーなどの焼き菓子類です。
缶ビールもありますが、おすすめはこのトルネードのビールサーバー。セットするとグラスの下からビールがそそがれるので、見ていてとても面白いですよ!
ホットの飲み物もたくさんありました。
暖かいコーヒーももちろんあります。なんでも揃っています!
スパークリングワインとスナック。アフタヌーンティープレートの時間まで、スナックを食べて待ちます。
トルネードのビールも飲んでみました!
アフタヌーンティープレートがきました!
・桜あんブレッド ※1
・ズワイ蟹のタルトレット キャビア添え
・帆立貝柱とトリュフのミルフィーユ
・ローストビーフサンドイッチ
4種類です。
桜あんブレッドは、あんが上品な甘さでとても美味しいです。キャビアが添えてある卵のやつも、美味しかったです!
トリュフのミルフィーユは、中にこんな感じにトリュフが挟んであります。オシャレ!
次にイブニング プレートです。
・クラナカン ※2
・ズワイ蟹のミモザ風とキャビア
・帆立貝柱とトリュフのミルフィーユ
・フォアグラのタルトレット
4種類のプレートと、ミックスサンドイッチもあります。
2種類はアフタヌーンティーと同じメニューで、上の二つが変更しています。
フォアグラのタルトレットがなんとも絶妙なお味!
よくよく考えれば、フォアグラ、トリュフ、キャビアと3大珍味をいただいたことに・・・!
お酒をいただきながらなので、ちょうどいいおつまみになりますね。
こちらはミックスサンドイッチ。特にポテトサラダの方が美味しかったです。
毎回このように、使っている食材も案内してくれるので、アレルギーがある方も安心できますね。
最後はおすすめされたみっくちゅじゅーちゅを(笑)意外と美味しかったです!
ブフェ&ラウンジ ザ・パークのアフタヌーンティー
最後に、チェックアウト後にザ・パークのアフタヌーンティーに行ってきたので合わせて紹介します。
2021年6月1日(火)~10月31日(日)までの、木箱のアフタヌーンティーです。要予約で、5,000円(税込・サービス別)です。
緊急事態宣言は解除されたものの、平日はザ・パークは休業とのことで、2階にあるカフェクベールでいただくことになりました。
ザ・パークは相変わらず休業していますね。去年スヌーピーで行った時も休業していました。いつも平日に行くからいけないのかな(笑)
アフタヌーンティーのメニュー。一口サイズの可愛いオードブルやスイーツが並びます。
ドリンクメニューはこちら。種類を変えてのおかわりも可能です。
きました!木箱のアフタヌーンティー!可愛い!!
本当に写真映えする美しさです。しかも、これにミニパンケーキとパフェもつくからボリューム満点。
アミューズ系はどれも美味しく、スイーツばかりではお口が甘くなってしまうので助かります。
スコーンはプレーンとゆずだったかな?パンナコッタも美味しかったですね。
こちらのスタンドには、モンブランやショートケーキなどなど。
あとからパンケーキと冷たいシャーベットがのったパフェもきました!
うーん、ボリュームがすごい。これで5,000円はかなりお得だと思います!
正直、2つほど残してしまいましたが、大満足のアフタヌーンティーでした。一つ一つクオリティが高く、本当にどれも美味しかったです。
これは朝ごはんも抜いていかないとダメですね(笑)
紅茶はポット提供なので、1種類とアイスティーしか飲めませんでした・・・。
帝国ホテル大阪に泊まってみて思ったこと
今回帝国ホテル大阪は2回目の滞在。ラウンジができたとのことでちょっと楽しみだったのですが、正直な感想は1泊3万円オーバーであの部屋は高い!
そして、ラウンジもドリンクは豊富ですし、スナックやプレートなどとても工夫されていたのですが、外資系ホテルにはやはり劣るなといった印象です。
そりゃそうですよね・・・冷菜や温菜ががっつり並んだビュッフェ台に比べるとどうしても劣ってしまいます。
雅叙園東京のラウンジの食事。
スイーツも食事もどれも美味しく、1泊3万円でした。部屋はスイートですからね。まあこの値段はかなり安いセールだったので普段はもっと高いのですが。
インターコンチ東京ベイのラウンジ。ドリンクの種類は少ないですが、ラウンジの食事・スイーツはまあまあでした。1泊15,000円でした。
沖縄のサザンビーチのラウンジ。ここはドリンクの種類も多かったですね。食事は少なめでしたが、抑えるべき種類を抑えてあるなといったラインナップ。
横浜ロイヤルパークのラウンジ。行った時はビュッフェではなくプレート提供でしたが、お酒もカクテルを作ってくれてとても良かったです。
1泊3万円台でラウンジアクセス付きのホテルはたくさんあります。特に外資系なんかは、ラウンジの雰囲気作りが上手で、テラスがあったり、ゆったりとしたソファーがあったりと、何度も来たくなるような工夫がされています。
お酒もカクテルを作ってくれるところも多く、そう考えると帝国ホテル大阪は、ラウンジを利用したいという層を取り込むにはちょっと足りないかなといった感想です。
もともと帝国ホテル利用の富裕層を取り込みたいとのことなので、外資系のギラギラとした感じを好まない層がターゲットなのかもしれませんが。
帝国ホテル大阪は接客もあまり好きではないですし、高級ホテル感もやはり感じられないので大阪行く時は次は他のところにいくかな(汗)東京は大好きなのですが・・・。
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